栗原 稔
くりはらみのる

金属加工町工場・栗原精機の前社長、栗原稔です。
ものづくり コ ミュニティ・MAKERS LINK主宰。 町工場プロダクツの発起人。
FM川口・メタリックフライデー、イッツロッキンフライデー、DJ。
2024.10
【講演】オープンイノベーションフィールド多摩・八王子館
主催:CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社・東京都中小企業振興公社)
2024.8
【寄稿】News Picks トピックスオーナーとして執筆スタート
2024.7
【登壇】町プロ・クロストーク・Special
共催:FUSE(浜松いわた信用金庫)
2023.10
【取材協力】高崎順子著「休暇のマネジメント」
2023.3
【寄 稿】読売新聞・しあわせ小箱
「町工場のおやっさん」
2022.12
【登壇】足立ブランド交流会
足立区産業振興課・ロフトワーク
65歳のお約束
―町工場のおやっさんから皆さまへ―
2025年7月27日 栗原稔
このたび、私、町工場のおやっさんこと栗原稔は、65歳を迎えました。
これから70歳までの5年間、「OYASSAN & CO.」の活動を通じて、町工場から日本を元気にする挑戦を続けていきます。
自社製品開発で、町工場を元気に
中小企業や町工場が元気になるために、私がいま最も大切にしているキーワードが「自社製品開発」です。
なぜ自社製品なのか?それは、自社製品こそが、「自分たちらしさ」を表現できる最も本質的な手段だと考えるからです。
町工場それぞれの強みや個性を形にし、それを世の中に届けることで、たくさんの人に存在を知ってもらえる。
知ってもらえることで、応援され、売上が生まれ、会社が元気になる。この循環こそが、地域を、そして日本全体を明るくする原動力になると信じています。
OYASSAN & CO. の役割
OYASSAN & CO. は、こうした考えを広め、実践していくための旗印です。私自身の活動を通じて、町工場の仲間たちとともに、前向きな変化をつくっていきます。具体的な取り組みは以下の通りです。
・講演会・セミナーなどでの登壇
・SNSやブログなどによる情報発信
・マスメディアへの企画提案・出演
・自社メディアの立ち上げと運営
・町工場コミュニティの形成とサポート
・自社製品開発の実践とその共有
・製品発表の場や展示会の企画
・町工場製品の販売機会・マーケットの創出
こうした活動を通じて、一人ひとりの町工場が「表現者」となり、事業の柱を自らつくる。そのためのヒントやきっかけを、OYASSAN & CO. が提供していきます。
5年間のビジョン
この取り組みは、2025年から2030年の5年間、継続的に展開していきます。成果は、私が代表を務める 合同会社メイカーズリンク の事業を通じて、具体的な形にしていきます。OYASSAN & CO. の活動は、単なる啓もうにとどまらず、実際のプロダクト、マーケット、コミュニティへとつながっていきます。
健康と環境、そして人とのつながりを大切に
この活動を長く、前向きに続けていくためには、何よりも健康と、行動し続けられる環境が大切です。日々の体調管理を怠らず、人との出会いやつながりを大切にしながら、自分自身も成長し続けたいと考えています。
この「65歳のお約束」が、未来へ向かう第一歩となりますよう、町工場のおやっさんとして、これからの5年間、地に足をつけて、夢を形にする仕事に取り組んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2025年7月27日
町工場のおやっさん 栗原稔
経歴
1960年7月
東京・池袋生まれ
東京都内で町工場を営む母親の実家で生まれる。父親は旋盤職人。
1980年~
20代
内視鏡メーカーで開発設計業務に従事。
1990年~
30代
家業の栗原精機に入社。
2000年~
40代
平成15年5月、栗原精機代表取締役社長に就任。
2020年~
60代
合同会社メイカーズリンクを設立。町工場プロダクツ事業を開始。
令和5年5月、長男匠が栗原精機社長に就任し、会長職に就く。

